読売新聞掲載


読売新聞2024年2月12日の朝刊24面の社会欄にて弊社(株)アレッポの石鹸とファンサ社のことを詳しくご掲載いただきました。現地アデル・ファンサ社の代表タラール・ファンサ氏への取材も踏まえ、30年にわたる弊社の歩みをご紹介いただいております。

とても丁寧に取材をいただきました、是非ご一読いただければ幸いです。

2025年2月12日付読売新聞24面社会欄 シリア石鹸届けて支援を購読できるよう

弊社は1994年5月2日に創業して以来、シリア・アレッポ市特産のオリーブオイルとローレルオイルを使用した伝統的な石鹸「アレッポの石鹸」を販売し続けてまいりました。

シリア・アレッポの(タラール)アデル・ファンサ社と(株)アレッポの石鹸 30年の歩み

弊社黎明期は世の中に受け入れられるかどうかわからないまま、とにかくお試しいただくためのサンプルを毎日のように切って配っていたと聞きます。

外見が無骨なため、使っていただくことで、着実にご愛顧いただけるお客様を増やしてまいりました。

1998年には「アレッポの石鹸」の商標を取得し、日本全国の自然食品店様や生活協同組合様、ロフト様やハンズ様などのバラエティーショップなどにもお取り扱いをいただけるようになりました😌

2011年のシリア騒乱の始まりまでアレッポの石鹸は着実にお客様を増やしておりました。

2003年イラク戦争が始まりました。これは2011年のシリア騒乱とつながっていきます。

2012年にはアレッポでの戦闘が激化し、インフラは破壊されていきます。

2014年にアデル・ファンサ社はラタキアに仮の工場で石鹸作りを続けます。

2016年アレッポのアデル・ファンサの工場は政府の爆撃により大破してしまいます。

2020年にアレッポの工場再建を開始。

2021年暮れにアレッポの工場は再稼働しました。

2023年 トルコ・シリア大地震によりファンサ社従業員宅なども大きく被害を受けます(ファンサ石鹸工場の被害と支援について)

2024年7月 ラタキアの工場を完全撤退

2024年12月 アレッポ月桂樹石鹸がUNESCOの世界無形文化財に指定されます。同月アサド政権が崩壊

この最も大変な時期、お客様のご愛顧とご支援により乗り越えることができました。

アレッポでは営々と人々営みが続けられてきたわけですが、幾多の戦があり、国の区分は目まぐるしく変化しています。それでも町が続いてきたのは国を超える「アレッポ魂」というべきものがあるからかもしれません。

弊社「(株)アレッポの石鹸は」この石鹸を皆様にお届けできることを誇りに思っております。

この度は読売新聞様に詳しく丁寧に取材していただき、石鹸メーカーを通したシリアについて、全国の皆様にお届けできたこと心より嬉しく感謝申し上げます。

本当にありがとうございます。