季刊「アラブ」に掲載いただきました
日本アラブ協会出版の情報誌、季刊「アラブ」2024年秋号 (No.189)に2024年2月に訪問した際のアレッポ の工場が掲載されました。
表紙を飾るのはエジプト・ルクソールでラマダンの季節に焚香を売る少年たちの写真です。
日本アラブ協会 季刊アラブ
日本アラブ協会は日本とアラブ諸国との親善・友好関係の増進と、文化交流、経済・技術協力の推進を図り、また、中東・アラブ地域での和平確立に寄与することを目的として設立された組織で、様々な活動をされており、季刊アラブもそのひとつです。 日本アラブ協会HPへ→
季刊アラブはアラブに特化した情報誌です。アラブに関係のある方ならご存知かもしれませんが、一般的にはあまり知られていないかもしれません。とはいえ、中東の情報を知りたい方にはとても良い雑誌です。
アレッポの石鹸の記事は見開き左側
再開されたアレッポの工場を本年2月に訪問した弊社共同代表の太田の写真が元になっています。石鹸を作ってくれているアデルファンサ社が戦闘を逃れ同国ラタキアに移転し、3年前にアレッポにある元々の工場を修復し生産を再開している様子が写真で掲載されております。現地で頑張って生産を続けている職人たちにも報告したい記事です。
2024年秋号はガザの特集
2024年秋号の特集は『ガザ攻撃から1年、終わらぬ「過剰な力の行使」』です。6人の高明な識者の方々が現在のパレスチナの状況やイスラエルの自衛権について論文を掲載されています。
裏表紙見開きにもシリア関連の記事
背表紙を開くと右側に「連載、留学生の肖像 シリア危機はいまも続く」として日本に避難しつつ勉学に励まれているシリア人留学生の記事が掲載されています。表紙見開き左が弊社が現在のシリア・アレッポの近況で裏表紙見開き右側が厳しい情勢のなか日本で勉学に励むシリア人留学生の記事が掲載されていて、シリアの現状という意味で対を成しています。
クナーファ屋 山田 柊さんの記事
また裏表紙の見開き左側には東京都国立市谷保で「クナーファ屋」を開いている山田 柊(やまだ しゅん)さんの記事が掲載されています。山田さんはパレスチナ発祥のスウィーツ“クナーファ”に惚れ込み学生時代から研究に研究を重ねてついにはパレスチナの老舗クナーファ屋さんに弟子入りしたほどの方です。現地で食べるクナーファは超巨大な円盤でその一部を切っていただくのですが、非常にボリュームがあり、スウィーツとはいえお腹がパンパンになってしまうのですが、山田さんのクナーファはお茶にちょうど良いサイズです。
そんな山田さんのクナーファ屋は毎週水曜日の14時から19時まで谷保の富士見台トンネルでえいぎょうしています。
詳細は富士見台トンネルHPで。https://fujimidaitunnel.com/
とても美味しいので、おすすめですよ!
というわけで、他にもアラブ情報満載の 季刊「アラブ」はたぶん大きな本屋さんなどで手に入ると思います。是非お手にとってご覧ください。